2025.10.02
秋のケガ予防!部活・クラブ活動のセルフケア法
秋のケガ予防!部活・クラブ活動のセルフケア法

はじめに ~秋特有のリスクを理解する~
秋はスポーツの大会や試合が増えるシーズンですが、同時にケガのリスクも高まる時期です。特に朝晩の冷え込みや昼間との寒暖差は筋肉や関節に大きな影響を与えます。体が十分に温まらないまま練習や試合に臨むと、肉離れや捻挫などのケガにつながりやすいのです。
広島市安佐南区八木にあるよつば整骨院では、医師兼医療専門弁護士による監修のもと、アメリカやタイでの人体解剖実習研修に参加したスタッフが、人体の構造を深く理解した上で、部活生やクラブ活動に励む学生アスリートのケガ予防と早期回復をサポートしています。今回は、当院が推奨する秋のケガ予防のための実践的なセルフケア法と、プロフェッショナルなサポート体制について詳しくご紹介します。
目次
寒暖差がもたらすケガのリスクとメカニズム
秋特有の環境要因
秋は気温差が大きく、体が冷えやすい季節です。朝の練習時には10度前後だった気温が、午後には25度を超えることも珍しくありません。この急激な温度変化は、筋肉や関節に以下のような影響を与えます:
筋肉の柔軟性低下 冷えた筋肉は柔軟性を失い、通常の30~40%程度しか本来の機能を発揮できません。特に朝練習では、筋肉内の血流が不十分な状態で激しい運動を行うことになり、筋繊維の損傷リスクが高まります。
関節の可動域制限 関節周囲の筋肉や腱、靭帯が硬くなることで、関節の可動域が制限されます。これにより、ジャンプの着地時や急な方向転換時に、関節に過度な負担がかかりやすくなります。
神経伝達速度の低下 寒冷環境では神経の伝達速度が低下し、反応速度が遅くなります。これにより、バランスを崩した際の立て直しが遅れ、転倒や捻挫のリスクが増加します。
秋に増えやすいケガの種類
よつば整骨院での臨床経験から、秋に特に増加する傾向にあるケガは以下の通りです:
- 肉離れ(特にハムストリングス、ふくらはぎ)
- 足首や膝の捻挫
- 慢性的な肩・腰の痛み
- アキレス腱炎
- シンスプリント(脛骨過労性骨膜炎)
- 疲労骨折
「昨日は大丈夫だったのに、今日は体が動きにくい」という症状も、寒暖差による筋肉の硬直が原因である可能性が高いです。当院では、エコー検査により骨、筋肉、靭帯、腱の損傷を可視化し、患者様にも実際の状態を確認していただきながら、適切な治療計画を立てています。
よつば整骨院が指導する科学的根拠に基づくストレッチ法
当院では、トップアスリートのトレーニング方法を参考に、解剖学的知識に基づいた効果的なストレッチ法を指導しています。以下に紹介するストレッチは、部活やクラブ活動前後に取り入れることで、ケガ予防に大きく貢献します。
ウォーミングアップ編(練習前15分)
1. ダイナミックストレッチング
静的なストレッチではなく、動きながら行うダイナミックストレッチを推奨します。これにより、筋温を上昇させながら可動域を広げることができます。
- レッグスイング(前後・左右):片足で立ち、もう一方の足を前後または左右に振る。各方向10~15回。
- ウォーキングランジ:大きく一歩踏み出し、後ろの膝を地面に近づける。左右交互に10歩ずつ。
- ハイニー(膝上げ走):その場で膝を高く上げながら走る動作。30秒間。
2. 股関節の可動域向上エクササイズ
- 股関節回し:片足を上げて円を描くように回し、関節をほぐす。内回し・外回し各10回。
- サイドステップ:腰を落とした状態で横に移動。左右各10歩。
- カリオカステップ:体を横向きにして、足をクロスさせながら移動。左右各10歩。
3. 体幹の活性化
- プランク歩行:プランクの姿勢から手を交互に前に出して歩く。前進5歩、後退5歩。
- バードドッグ:四つん這いから対角の手足を伸ばす。左右各10回。
クールダウン編(練習後20分)
1. 静的ストレッチング
練習後は静的ストレッチで筋肉をゆっくりと伸ばし、疲労物質の除去を促します。
- ハムストリングスストレッチ:座って片足を伸ばし、つま先に手を伸ばす。各足30秒キープ。
- 大腿四頭筋ストレッチ:立位で片足を後ろに曲げ、かかとをお尻に近づける。各足30秒キープ。
- 腸腰筋ストレッチ:片膝立ちの姿勢から前方に体重移動。各足30秒キープ。
2. 肩甲骨周囲のケア
- 肩回し・肩甲骨ほぐし:両腕を大きく回し、肩や背中の血流を促す。前回し・後ろ回し各10回。
- 胸郭ストレッチ:壁に手をついて体を反対側に回転。各側30秒キープ。
- 僧帽筋ストレッチ:頭を横に倒し、反対側の手で軽く引く。各側30秒キープ。
3. 呼吸法の活用
- 腹式呼吸:仰向けになり、お腹に手を置いて深呼吸。5分間。
- 4-7-8呼吸法:4秒吸って、7秒止めて、8秒で吐く。5セット。
これらのストレッチは、よつば整骨院のYTB(よつばパーソナルトレーニング)でも実践指導しています。マンツーマンでの指導や、自宅で取り組める運動メニューの作成をしており、継続的なセルフケアをサポートしています。
栄養面からのアプローチ ~食事でケガを予防する~
よつば整骨院では「食×骨×筋×脂×心を整える場所」をコンセプトに、栄養面からのケガ予防指導も行っています。秋のケガ予防において、特に重要な栄養素と食事のポイントをご紹介します。
ケガ予防に必要な栄養素
1. タンパク質 筋肉の修復と成長に不可欠。体重1kgあたり1.5~2.0gの摂取を推奨。鶏肉、魚、大豆製品、卵などから良質なタンパク質を摂取しましょう。
2. カルシウムとビタミンD 骨の強化に必要。乳製品、小魚、緑黄色野菜に豊富。ビタミンDは日光浴でも生成されます。
3. ビタミンC コラーゲン生成を助け、腱や靭帯を強化。柑橘類、イチゴ、ブロッコリーなどに豊富。
4. オメガ3脂肪酸 抗炎症作用があり、関節の健康維持に貢献。青魚、亜麻仁油、えごま油などから摂取。
5. 水分とミネラル 筋肉の収縮に必要。練習前後の適切な水分補給と、ナトリウム、カリウム、マグネシウムの補給が重要。
当院では、DNA検査による個人の体質分析も実施しており、一人ひとりに最適な栄養指導を行っています。また、無添加調味料や専門サプリメントの提供も行い、体の内側からケガに強い体づくりをサポートしています。
最新医療機器を活用した予防的メンテナンス
よつば整骨院の先進的な設備
当院では、トップアスリートも使用する最新の医療機器を導入し、ケガの予防と早期発見に努めています。
エコー検査装置 超音波を使用して、骨、筋肉、靭帯、腱の状態をリアルタイムで観察。微細な損傷も見逃さず、早期発見・早期治療を可能にします。
オステオトロンV 骨折や疲労骨折の骨融合を促進する超音波治療器。プロスポーツ選手の早期復帰にも使用される最先端機器です。
ハイボルテージ 高圧電流を体の深部に流し、急な痛みや慢性化した辛いコリなどに即効性があります。筋肉の深層部まで届く治療が可能です。
バーンコア 低周波から高周波を複合したランダム高周波を使い、インナーマッスルとアウターマッスルを同時に鍛えます。寝ているだけで効果的な筋力トレーニングが可能です。
ダイナトロン709 1秒間に100万~300万回の音波振動により、手技では届かない体の深い部分にまで圧力を到達させ、筋肉や関節のこわばりを和らげます。
メドマー 静脈に空気圧を加えて圧縮し、血液の循環を促進。リラクゼーション効果もあり、疲労やむくみを和らげる効果が期待できます。
これらの機器を組み合わせることで、一人ひとりの状態に合わせた最適な予防的メンテナンスを提供しています。
メンタル面のサポート ~心の準備もケガ予防に~
よつば整骨院では、広島初のスポーツメンタルトレーナーによるサポートも提供しています。メンタル面の安定は、集中力の向上や適切な判断力の維持につながり、結果的にケガの予防にも貢献します。
メンタルトレーニングの効果
1. ストレス管理 過度なプレッシャーは筋肉の緊張を招き、ケガのリスクを高めます。適切なストレス管理技術を身につけることで、リラックスした状態でパフォーマンスを発揮できます。
2. イメージトレーニング 正しい動作をイメージすることで、実際の動きの精度が向上し、無理な動作によるケガを防げます。
3. 集中力の向上 集中力が高まることで、周囲の状況を的確に把握し、危険を回避する能力が向上します。
4. ポジティブ思考の習慣化 前向きな思考は、体の回復力を高め、ケガからの復帰も早めます。
当院では、施術をしながらリラックスした状態でメンタルトレーニングを行うことができ、カウンセリングルームでの個別相談も実施しています。
保護者の方へ ~家庭でできるサポート~
日常生活での注意点
1. 睡眠の質と量の確保 成長ホルモンは睡眠中に分泌され、筋肉の修復と成長を促します。最低でも7~8時間の睡眠時間を確保しましょう。
2. 入浴の活用 38~40度のぬるめのお湯に15~20分浸かることで、筋肉の緊張を和らげ、血行を促進します。
3. 適切な栄養管理 朝食を必ず摂り、練習前後の補食も忘れずに。特に練習後30分以内のタンパク質摂取は重要です。
4. 体調の変化を見逃さない 「いつもと違う」という小さな変化に気づくことが、大きなケガの予防につながります。
よつば整骨院のサポート体制
当院では、お子様連れでの来院も歓迎しており、キッズスペースやバウンサーなども完備しています。また、駐車場も8台分用意しているため、送迎も便利です。保護者向けの指導も行っており、家庭でのケア方法や、お子様の体調管理についてのアドバイスも提供しています。
実際の成功事例 ~よつば整骨院での改善例~
当院を利用された部活生や学生アスリートから、多くの喜びの声をいただいています:
- 「試合に間に合った」:適切な治療とリハビリで、大切な試合に出場できた
- 「手術しなくて済んだ」:早期発見・早期治療により、手術を回避
- 「自分でできることが増えた」:セルフケア指導により、自己管理能力が向上
- 「風邪を引かなくなった」:体質改善により、免疫力が向上
- 「姿勢が改善した」:骨格調整により、立ち方、座り方、歩き方が改善
これらの成果は、治療からリハビリ、トレーニング、予防まで一貫したサポートを行っている当院ならではの結果です。
定期的なメンテナンスの重要性
セルフケアは効果的ですが、それだけでは防ぎきれない場合もあります。練習量が多い部活生は、知らないうちに体に負担が蓄積しやすいものです。
プロフェッショナルケアの必要性
1. 早期発見・早期治療 自覚症状がない段階でも、専門家の目で見れば異常を発見できることがあります。
2. 個別最適化されたケア 一人ひとりの体質、競技特性、練習量に応じた最適なケアプランを提供します。
3. 継続的なモニタリング 定期的にチェックすることで、体の変化を把握し、適切な対応が可能になります。
よつば整骨院では、予約優先制を採用しており、LINE、お問い合わせフォーム、お電話からご予約いただけます。また、急性期の外傷については保険適用も可能で、交通事故や労災にも対応しています。
まとめ ~秋を思いきり楽しむために~
秋のスポーツシーズンを存分に楽しむためには、ケガを未然に防ぐことが何より大切です。今回ご紹介した内容をまとめると:
- 寒暖差による筋肉の硬直に注意し、適切なウォーミングアップを実施する
- 練習前後のストレッチを習慣化し、体のケアを怠らない
- 栄養面からのアプローチで、体の内側からケガに強い体を作る
- メンタル面のケアも忘れずに、心身ともに健康な状態を維持する
- 定期的なプロフェッショナルケアで、体の状態を最適に保つ
よつば整骨院は、「感動を与え 感謝の心を忘れずにありがとうであふれる会社を目指します」という経営理念のもと、四つ葉のクローバーに込めた「丁寧」「安心」「目標」「貢献」の想いを大切に、部活生のコンディションをサポートし、大切な試合や大会にベストな状態で臨めるようお手伝いしています。
広島チアリーディングチームやヴィクトワール広島のサポート、日本代表レベルの学生アスリートのケアなど、豊富な実績を持つ当院のスタッフが、あなたの「当たり前のことができる姿」を全力でサポートします。
秋のケガ予防は、今から始めることが大切です。セルフケアを実践しながら、必要に応じてプロフェッショナルなサポートを受けることで、充実したスポーツライフを送ることができるでしょう。よつば整骨院は、皆様の健康と成功を心から応援しています。
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