2025.08.28
【部活生向け】秋のケガを防ぐ!”足首・膝”を守る簡単トレーニング3選
【部活生向け】秋のケガを防ぐ!”足首・膝”を守る簡単トレーニング3選

目次
秋はケガのリスクが高まる季節 – なぜ今対策が必要なのか
秋は大会や試合が続き、練習量が増えるシーズンです。朝晩の冷え込みや、運動前のウォーミングアップ不足によって筋肉や関節が硬くなり、足首や膝の捻挫・靱帯損傷といったケガが起こりやすくなります。特に中高生は、成長期による骨・筋肉のバランス変化や、部活での反復動作が原因でオーバーユース(使いすぎ)による故障も増加します。
実際に、よつば整骨院では秋のシーズンになると、部活動でのケガで来院される学生アスリートが急増します。当院は広島チアリーディングチームやヴィクトワール広島のサポート実績があり、日本代表レベルの学生アスリート数名のサポートも行っています。これらの経験から、秋特有のケガのパターンと効果的な予防法を熟知しています。
秋のケガが増える3つの理由
1. 気温変化による筋肉の硬直 秋は日中と朝晩の温度差が激しく、筋肉が十分に温まっていない状態で急激な動きをすることで、肉離れや捻挫のリスクが高まります。特に早朝練習や夕方以降の練習では、体温管理が重要になります。
2. 夏の疲労の蓄積 夏の練習や合宿での疲労が蓄積したまま秋の大会シーズンに突入することで、集中力の低下や反応速度の鈍化が起こり、思わぬケガにつながることがあります。
3. 大会に向けた練習強度の上昇 秋は多くの競技で重要な大会が開催されるため、練習強度が上がります。これにより、関節や筋肉への負担が増大し、オーバーユースによる故障が起こりやすくなります。
足首・膝のケガがパフォーマンスに与える影響
足首と膝は、スポーツにおいて最も重要な関節の一つです。これらの部位のケガは、単に痛みを伴うだけでなく、競技パフォーマンスに直接的な影響を与えます。
足首のケガによる影響
足首の捻挫や靱帯損傷は、バランス感覚の低下、ジャンプ力の減少、方向転換時の不安定感など、様々な問題を引き起こします。特に、一度捻挫をすると再発しやすくなるため、適切な治療とリハビリテーションが不可欠です。
よつば整骨院では、エコー検査機器を使用して骨、筋肉、靭帯、腱の損傷を可視化し、患者様にも状態を確認していただきながら治療を進めています。これにより、ケガの程度を正確に把握し、最適な治療計画を立てることができます。
膝のケガによる影響
膝のケガは、走る、跳ぶ、止まるといった基本動作すべてに影響を与えます。前十字靭帯損傷や半月板損傷などの重篤なケガは、長期離脱を余儀なくされることもあります。また、成長期特有のオスグッド病なども、適切な対処をしないと慢性化する恐れがあります。
足首・膝を守る効果的なトレーニング3選
ここでは、自宅や部活前のちょっとした時間にできる、ケガ予防&安定性アップのためのトレーニングを詳しく紹介します。器具なしで行えるので、誰でもすぐに取り入れられます。
① 足首の「片足バランス」トレーニング
【基本の方法】
- 片足で立ち、膝を軽く曲げる
- 目線は正面に固定し、背筋をまっすぐに保つ
- 両手は腰に当てるか、横に広げてバランスを取る
- 30秒キープ×3セット(左右交互)
【レベルアップバリエーション】
- 初級: 目を開けて壁の近くで実施
- 中級: 目を閉じて実施
- 上級: 不安定な表面(バランスパッドやタオルの上)で実施
【ポイントと注意点】 足首周囲の固有受容器を刺激することで、バランス感覚が向上します。最初は壁の近くで行い、徐々に難易度を上げていきましょう。足の指でしっかりと床を掴む意識を持つことが重要です。
【期待できる効果】
- 足首周囲の筋肉・靱帯の安定性向上
- 捻挫予防効果
- プロプリオセプション(固有受容感覚)の改善
- 競技中のバランス能力向上
② 膝周り強化の「サイドランジ」
【基本の方法】
- 足を肩幅の2倍程度に開いて立つ
- 右側に体重を移動させながら、右膝を90度まで曲げる
- 左脚は伸ばしたまま、つま先は正面を向ける
- 元の位置に戻り、反対側も同様に行う
- 左右10回ずつ、2〜3セット
【正しいフォームのチェックポイント】
- 膝がつま先より前に出ないように注意
- 背筋を真っ直ぐに保つ
- 体重移動はゆっくりとコントロールして行う
- 膝が内側に入らないよう、つま先と同じ方向を向ける
【強度調整方法】
- 初級: 浅めの角度で実施
- 中級: 基本通り90度まで曲げる
- 上級: ダンベルやペットボトルを持って負荷を追加
【期待できる効果】
- 大腿四頭筋、内転筋、臀筋の強化
- 膝関節の安定性向上
- ACL(前十字靭帯)損傷予防
- 方向転換動作の改善
③ 股関節&膝安定の「ブリッジ」エクササイズ
【基本の方法】
- 仰向けに寝て、膝を90度に曲げる
- 足は肩幅程度に開き、かかとをお尻に近づける
- お腹に力を入れながら、お尻をゆっくり持ち上げる
- 肩から膝までが一直線になる位置で2秒キープ
- ゆっくりと元の位置に戻る
- 10回×2セット
【応用バリエーション】
- 片足ブリッジ: 片足を伸ばした状態で実施
- ブリッジホールド: 上げた位置で30秒キープ
- マーチングブリッジ: ブリッジの姿勢から交互に膝を胸に引き寄せる
【重要なポイント】 腰を反らせすぎないよう、お腹に力を入れ続けることが大切です。呼吸を止めないよう、上げる時に息を吐き、下ろす時に息を吸いましょう。
【期待できる効果】
- 臀筋、ハムストリングスの強化
- 体幹の安定性向上
- 膝や腰への負担軽減
- ジャンプ力の向上
よつば整骨院の専門的なケガ予防サポート体制
当院では、単なる治療だけでなく、予防からパフォーマンスアップまで一貫したサポートを提供しています。医師兼医療専門弁護士による監修のもと、エビデンスに基づいた治療を実施しています。
最新機器を活用した科学的アプローチ
1. エコー検査による精密診断 骨、筋肉、靭帯、腱の損傷を可視化し、患者様にも画像で確認していただきます。これにより、ケガの程度を正確に把握し、最適な治療計画を立案できます。
2. オステオトロンVによる骨折治療 骨折や疲労骨折の骨融合を促進する超音波治療器です。トップアスリートも使用する最新機器で、治癒期間の短縮が期待できます。
3. ハイボルテージ電気治療 高圧電流を体の深部に流し、急な痛みや慢性化した辛いコリなどに即効性があります。深部の筋肉や神経に直接アプローチできるため、通常の電気治療では届かない部分の治療が可能です。
4. バーンコア(高周波EMS) 低周波から高周波を複合したランダム高周波を使い、インナーマッスルとアウターマッスルを同時に鍛えます。寝ているだけで効果的な筋力トレーニングが可能で、ケガのリハビリ期間中でも筋力維持ができます。
5. ダイナトロン709 1秒間に100万~300万回の音波振動により、手技では届かない体の深い部分にまで圧力を到達させ、筋肉や関節のこわばりをやわらげます。
オーダーメイドのトレーニングプログラム
**YTB(よつばパーソナルトレーニング)**では、以下のサービスを提供しています:
- 競技特性に応じたトレーニングメニュー作成 各競技の動作分析を行い、必要な筋力や柔軟性を評価した上で、個別のトレーニングプログラムを作成します。
- 段階的なリハビリテーションプログラム ケガからの復帰に向けて、段階的に負荷を上げていくプログラムを提供。無理のない範囲で着実に回復を目指します。
メンタル面のサポート
広島初のスポーツメンタルトレーナーが在籍しており、以下のサポートを行っています:
- 試合前のメンタル調整 緊張や不安を軽減し、最高のパフォーマンスを発揮できるよう心理的サポートを提供
- ケガからの復帰支援 ケガによる不安や焦りを軽減し、前向きな気持ちで復帰できるようサポート
- 目標設定とモチベーション管理 短期・長期の目標設定を支援し、モチベーションを維持できるよう継続的にフォロー
栄養面からのアプローチ
DNA検査による体質分析 一人ひとりの体質を科学的に分析し、最適な栄養摂取方法をアドバイスします。ダイエット遺伝子検査やスポーツタイプ遺伝子検査により、効率的な体づくりが可能です。
無添加調味料・サプリメントの提供 株式会社フォーユーの広島初代理店として、体に良い食品の提供と、体に悪い食品についての知識提供を行っています。
実際の治療・サポート事例
事例1: 高校サッカー部のA選手(膝の前十字靭帯損傷からの復帰)
試合中の接触プレーで膝を負傷したA選手。エコー検査で靭帯の部分損傷を確認し、保存療法での治療を選択。ハイボルテージ治療とバーンコアでの筋力強化、段階的なリハビリプログラムを実施。3ヶ月で競技復帰を果たし、「手術しなくて済んだ」と喜びの声をいただきました。
事例2: 中学陸上部のB選手(慢性的な足首の不安定性)
度重なる捻挫で足首が不安定になっていたB選手。骨格調整と筋肉調整を組み合わせ、片足バランストレーニングを中心としたリハビリを実施。メンタルトレーニングも併用し、「緊張しなくなった」「試合に間に合った」という結果を得ました。
セルフケアと専門的ケアの使い分け
セルフケアで対応できる範囲
- 軽度の筋肉疲労
- 予防的なストレッチやトレーニング
- 日常的なコンディション管理
専門的ケアが必要な状況
- 痛みが3日以上続く場合
- 腫れや熱感がある場合
- 関節の不安定感がある場合
- パフォーマンスの低下を感じる場合
- 同じ部位を繰り返しケガする場合
早期の専門的介入により、重篤化を防ぎ、早期復帰が可能になります。「早く来ればよかった」という声を多くいただいているように、違和感を感じたら早めの受診をお勧めします。
まとめ – 今すぐ始められる3つのアクション
秋の大会シーズンを全力で楽しみ、最高のパフォーマンスを発揮するために、以下の3つのアクションを今すぐ始めましょう。
1. 毎日5分のケガ予防トレーニングの習慣化
紹介した3つのトレーニングから、まずは1つを選んで毎日実施しましょう。朝起きた時、練習前、お風呂上がりなど、決まった時間に行うことで習慣化しやすくなります。
2. 体の声に耳を傾ける意識の向上
「少し違和感がある」「いつもと違う」という体からのサインを見逃さないようにしましょう。小さな違和感のうちに対処することで、大きなケガを防ぐことができます。
3. 定期的な専門的メンテナンスの導入
月に1回程度、専門家によるボディチェックを受けることで、自分では気づかない体の変化や問題点を早期発見できます。よつば整骨院では、予防的なメンテナンスも自由診療で対応可能です。
よつば整骨院からのメッセージ
私たちは「感動を与え 感謝の心を忘れずにありがとうであふれる会社を目指します」という経営理念のもと、部活生の皆さんが安心してスポーツに打ち込める環境づくりをサポートしています。
アメリカ・タイでの人体解剖実習に参加した経験を持つスタッフが、人体の構造を深く理解した上で、一人ひとりに最適な治療とトレーニングを提供します。治療からリハビリ、トレーニング、予防まで一貫したサポートで、皆さんの「当たり前のことができる姿」を目指します。
ケガは誰にでも起こりうるものですが、適切な予防と早期の対処により、その影響を最小限に抑えることができます。一人で悩まず、私たちと一緒に最高のコンディションを作り上げていきましょう。
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