2025.07.24
部活キッズの味方!夏のスポーツ外傷とその予防法

夏はスポーツ外傷の危険シーズン!

梅雨明けとともに本格的な夏が到来すると、広島の中高生アスリートたちにとって最も過酷で、そして最も成長できる季節がやってきます。夏休みに入ると、部活動は朝から夕方まで、時には夜間練習も含めて一日中続くことも珍しくありません。連日の練習や遠征、合宿、そして大会が重なるこの時期は、選手たちの技術と体力が飛躍的に向上する一方で、「スポーツ外傷」のリスクが最も高まる時期でもあります。

広島の気候は特に湿度が高く、体感温度が実際の気温以上に感じられることが多いため、熱中症のリスクも他地域より高くなります。さらに、夏休み期間中は普段の倍以上の練習量をこなすことも多く、身体への負担は想像以上に大きくなっています。

よつば整骨院では、広島チアリーディングチームやヴィクトワール広島のサポート、そして日本代表レベルの学生アスリート数名のケアを通じて培った経験から、この時期特有のスポーツ外傷の特徴と対処法を熟知しています。特に多いのが、足首の捻挫、太ももやふくらはぎの肉離れ、各部位の打撲、そして長期間の負荷による疲労骨折です。これらの外傷は、暑さによる集中力の低下、水分・塩分不足による筋肉の硬直、疲労の蓄積、そして「もう少しがんばれば」という無理なプレーが重なることで発生しやすくなります。


夏のスポーツ外傷が増える理由と背景

夏季にスポーツ外傷が増加する理由は、単に練習量が増えるだけではありません。私たちがアメリカやタイでの人体解剖実習で学んだ人体の構造と機能から見ると、高温多湿の環境下では筋肉や靭帯の性質が変化し、通常とは異なる負荷がかかることがわかっています。

まず、高温環境下では体内の水分が急速に失われ、筋肉の収縮・弛緩のバランスが崩れやすくなります。特に、汗と共に失われるナトリウムやカリウムなどの電解質は、筋肉の正常な動きに不可欠な要素です。これらが不足すると、筋肉のけいれんや肉離れのリスクが急激に高まります。

また、夏休み期間中は生活リズムも大きく変化します。学校の授業がないため、朝早くから部活動が始まり、一日の活動時間が長くなります。さらに、夜更かしをしてしまう生徒も多く、睡眠不足が慢性化しやすい時期でもあります。睡眠不足は成長ホルモンの分泌を妨げ、筋肉や骨の回復を遅らせるため、疲労骨折や慢性的な筋肉痛の原因となります。

よつば整骨院では、医師兼医療専門弁護士による監修のもと、こうした夏季特有の身体的変化を考慮した施術プログラムを提供しています。単に痛みを取り除くだけでなく、なぜその外傷が起きたのか、どうすれば再発を防げるのかを、エコー検査などの最新機器を使用して科学的に分析し、選手一人ひとりに最適な治療とアドバイスを行っています。


よつば整骨院がサポートできること

よつば整骨院は「感動を与え 感謝の心を忘れずにありがとうであふれる会社を目指します」という経営理念のもと、広島の中高生アスリートや保護者の皆さまから厚い信頼を寄せられています。私たちは「食×骨×筋×脂×心を整える場所」として、単なる治療だけでなく、総合的なアプローチで選手の成長をサポートしています。

スポーツ外傷に特化した専門的施術

捻挫・肉離れ・打撲・疲労骨折などの急性外傷に対して、最新の医療機器を活用した施術を行います。特に、トップアスリートも使用する機器を導入しており、早期回復を実現しています。

エコー検査による正確な診断は当院の大きな特徴です。骨、筋肉、靭帯、腱の損傷を可視化し、患者さまにも画面で確認していただきながら、現在の状態を正確に把握します。これにより、見た目では分からない深部の損傷も見逃すことなく、適切な治療計画を立てることができます。

オステオトロンVという超音波治療器は、骨折や疲労骨折の骨融合を促進する効果があり、通常より約40%早い回復が期待できます。また、ハイボルテージ治療器は、高圧電流を体の深部に流すことで、急な痛みや慢性化した辛いコリに即効性を発揮します。

ダイナトロン709は、1秒間に100万~300万回の音波振動により、手技では届かない体の深い部分にまで圧力を到達させ、筋肉や関節のこわばりをやわらげます。これらの機器を症状に応じて組み合わせることで、最短での競技復帰を目指します。

予防とパフォーマンス向上のためのトレーニング

よつば整骨院では、治療だけでなく予防にも力を入れています。**YTB(よつばパーソナルトレーニング)**では、マンツーマンでの指導や、自宅で取り組める運動メニューをお伝えしています。

特に注目すべきはバーンコアという最新機器です。低周波から高周波を複合したランダム高周波を使い、インナーマッスルとアウターマッスルを同時に鍛えることができます。寝ているだけで筋トレができるこの機器は、ケガからの回復期でも安全に筋力を維持・向上させることができ、多くのアスリートから支持されています。

メンタルサポートと食事指導

広島初のスポーツメンタルトレーナーが在籍しており、ケガからの回復を前向きに捉えられるような心理的サポートを行います。試合前の緊張や不安、ケガへの恐怖心に対して、専門的なメンタルトレーニングを提供し、「心」「技」「体」のバランスを整えます。

また、DNA検査による個別の体質分析を行い、一人ひとりに最適な食事指導も実施しています。太りにくい体質作りや、パフォーマンス向上のための栄養摂取方法など、科学的根拠に基づいたアドバイスを提供しています。無添加調味料や専門サプリメントの取り扱いもあり、内側からの健康づくりもサポートしています。


よくある夏のケガとその詳細な予防・対処法

中高生アスリートに特に多いスポーツ外傷について、より詳しく解説します。

足首の捻挫

原因:ジャンプの着地時の不安定な接地、急な方向転換時の足首のひねり、相手選手との接触による予期せぬ動き

症状:足首周辺の腫れ、内出血、歩行時の痛み、可動域の制限

当院での治療:エコーによる靭帯損傷の程度確認、ハイボルテージによる炎症抑制、適切な固定とテーピング、段階的なリハビリプログラムの実施

予防法

  • 足首周辺の筋力強化(特に腓骨筋群)
  • バランストレーニングによる固有受容感覚の向上
  • 練習前の入念なストレッチと関節の可動域確保
  • 適切なシューズの選択と履き方の指導
  • テーピングによる予防的サポート

肉離れ(太もも・ふくらはぎ)

原因:急激なダッシュやストップ動作、筋肉の柔軟性不足、疲労の蓄積、水分・電解質不足

症状:突然の激痛、筋肉の硬結、歩行困難、内出血

当院での治療:エコーによる損傷部位と程度の確認、微弱電流治療による細胞修復促進、段階的なストレッチとマッサージ、筋力回復プログラム

予防法

  • 十分なウォーミングアップ(最低15分以上)
  • 動的ストレッチの実施
  • 筋肉の柔軟性向上(特にハムストリングス)
  • 適切な水分・塩分補給
  • 疲労度に応じた練習強度の調整
  • 筋肉のケア(入浴、マッサージ、ストレッチ)

疲労骨折(すね・足の甲)

原因:繰り返される衝撃の蓄積、オーバートレーニング、栄養不足(特にカルシウム、ビタミンD)、不適切なフォーム

症状:運動時の局所的な痛み、安静時の違和感、腫れ、圧痛

当院での治療:エコーとオステオトロンVによる骨の修復促進、適切な安静期間の設定、段階的な運動復帰プログラム

予防法

  • 練習量の適切な管理(週2日は休息日を設ける)
  • 衝撃吸収性の高いシューズの使用
  • ランニングフォームの改善
  • カルシウムとビタミンDの十分な摂取
  • 硬い路面での練習を避ける
  • 定期的な骨密度チェック

熱中症とそれに伴う体力低下

原因:高温多湿環境での長時間運動、水分・塩分補給の不足、睡眠不足、朝食抜き

症状:めまい、頭痛、吐き気、筋肉のけいれん、意識障害

当院での対応:メドマーによる血液循環促進、電解質バランスの調整アドバイス、体調管理指導

予防法

  • 練習前・中・後の計画的な水分補給(15分ごとに150-200ml)
  • スポーツドリンクによる電解質補給
  • 涼しい時間帯での練習
  • 適切な休憩時間の確保(30分ごとに5分以上)
  • 通気性の良いウェアの着用
  • 体調不良時は無理をしない勇気

よつば整骨院での実際のサポート事例

事例1:バスケットボール部の中学3年生男子

夏の県大会を2週間後に控えた時期に、練習中の着地で足首を内反捻挫。腫れがひどく、歩行も困難な状態で来院されました。

初診時にエコー検査を実施し、前距腓靭帯の部分断裂を確認。すぐにハイボルテージ治療を開始し、炎症と痛みを軽減。その後、適切な固定とテーピングを施し、段階的なリハビリプログラムを作成しました。

3日目からはバーンコアを使用した体幹トレーニングを開始し、競技に必要な筋力を維持。1週間後には軽いジョギングが可能となり、YTBでの個別トレーニングで復帰に向けた動作確認を実施。結果として、2週間後の大会には万全の状態で出場でき、チームの県大会優勝に貢献することができました。

事例2:陸上部の高校2年生女子

夏合宿中に右すねの痛みを訴えて来院。エコー検査により脛骨の疲労骨折が判明しました。本人は「インターハイ予選まであと1ヶ月なので休めない」と焦っていましたが、適切な休養の重要性を説明し、治療計画を提示しました。

オステオトロンVを週3回使用し、骨の修復を促進。同時にDNA検査を実施し、カルシウムの吸収率が低い体質であることが判明したため、食事指導とサプリメントの提案を行いました。また、メンタルトレーニングを導入し、休養期間中のモチベーション維持をサポート。

3週間の治療と段階的な運動復帰プログラムにより、予選1週間前には完全復帰。結果として自己ベストを更新し、インターハイ出場を決めることができました。

事例3:サッカー部の中学2年生男子

夏休みの朝練中に、右太もも裏(ハムストリングス)の肉離れを起こして来院。エコー検査で筋繊維の部分断裂を確認し、すぐに治療を開始しました。

初期はダイナトロン709で深部の筋肉をほぐし、微弱電流治療で細胞の修復を促進。3日目からは軽いストレッチを開始し、1週間後にはYTBでの個別リハビリプログラムを実施。特に、肉離れの原因となった柔軟性不足と筋力のアンバランスに着目し、予防プログラムも同時に進めました。

2週間で競技復帰を果たし、その後は週1回のメンテナンスを継続。結果として、その夏は一度も再発することなく、秋の新人戦では地区優勝に貢献しました。


保護者の方へのメッセージ

お子さまが部活動に打ち込む姿は、保護者の皆さまにとって誇らしく、同時に心配でもあることと思います。「がんばりたい!」「試合に出たい!」というお子さまの気持ちは最大限尊重したい。でも同時に、将来を見据えた「ケガをしない体づくり」も大切です。

よつば整骨院では、単に痛みを取り除くだけでなく、お子さま自身が自分の体を理解し、セルフケアができるようになることを目指しています。私たちは医師兼医療専門弁護士による監修のもと、科学的根拠に基づいた治療と指導を行っています。

保護者の皆さまにお願いしたいことは、お子さまの小さな変化を見逃さないことです。「最近疲れやすくなった」「同じ場所が何度も痛くなる」「朝起きるのがつらそう」など、日常の些細な変化がケガの前兆であることも多いのです。

また、栄養面でのサポートも重要です。成長期のアスリートには、一般の中高生以上のエネルギーと栄養素が必要です。特に夏場は発汗により失われる栄養素も多く、適切な補給が欠かせません。当院では無添加調味料や専門サプリメントも取り扱っており、ご家庭での食事作りのアドバイスも行っています。

「試合に間に合わせたい」という切実な思いも、「将来のために無理はさせたくない」という不安も、すべて私たちにご相談ください。エコー検査による正確な診断と、豊富な治療機器、そして何より、お子さま一人ひとりと真摯に向き合う姿勢で、最適な解決策を一緒に見つけていきます。

よつば整骨院は、お子さまの「今」と「未来」の両方を大切にします。スポーツを通じて得られる貴重な経験を、ケガで台無しにしないために。そして、生涯にわたってスポーツを楽しめる体づくりのために。私たちは全力でサポートいたします。

部活に打ち込むこの夏、ケガを防ぎながら思いっきりプレーするためのパートナーとして、よつば整骨院をぜひご活用ください。皆さまのご来院を、スタッフ一同心よりお待ちしております。

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